音声入力は文字起こしやテープ起こしの在宅ワークで威力を発揮する
音声認識ソフトの活用法として、手書き文書からの文字起こしや、会議の録音音声からのテープ起こしといったシーンが挙げられます。主に在宅ワークに多いこれらの仕事に、きっと大きなサポートとなってくれることでしょう。
在宅ワークの報酬はどれだけ文字を入力できるかが鍵
ライター系の在宅ワークの場合、時間報酬ではなく、文字数=報酬という構図ですので、いかに文字数をたくさん入力できるかということがポイントになってきます。
文字起こしやテープ起こし、ブログ記事、レビュー記事作成など、在宅ワークではこういった文字を入力することを仕事にされている方は大勢いらっしゃると思いますが、仕事スキルの基本となるタイピングには個人差があります。
今よりもっと報酬を増やそうと思っても、作業する時間には限りがありますし、だからと言ってタイピングのスキルアップをしようとしても一朝一夕にはいきません。
そんなときに音声認識ソフトを使えば、効率的に文字起こしができるようになり、在宅ワークの報酬もかなり違ってきます。
有料の音声認識ソフトは決して安くありませんが、使えば使うだけ効率良く仕事が出来ますので、掛かった費用を回収して余りあるツールになると思います。
音声入力で効率的に仕事を仕上げて、それによって空いた時間でプライベートの充実もできますし、収入を増やしたければ新しい仕事を入れることも可能になります。
在宅ワークの例
文章作成の仕事では、文字の相場はピンからキリまであります。例えば1文字=0.5円ほどだったとしましょう。(たぶんこれでも条件の良い方だと思います)
その場合、600文字の記事を書いたら300円です。600文字の記事を作るには、だいたい30~60分くらい掛かるのが普通でしょうから、時給にすると良くて600円程度ですね。
在宅で時給600円なら、まあ悪くはない報酬ですが、タイピングスキルによってはここまで行かないこともあるでしょう。
これを、音声認識ソフトを使って文章作成すると、600文字の入力に掛かる時間は10分でも可能になります。何しろ、しゃべる速度で文字入力ができますので。
1時間作業をしたら、3600文字。時給1800円です。
今どきこんな時給、普通の仕事ではなかなかありませんよね。
もちろん、常に文字入力をしているわけではありませんし、調べ物や推敲も必要になりますので、この数字は理論値になります。
ですが、タイピングのみで記事作成をした場合と比べれば、入力できる文字数が全然違ってくることは間違いないです。
「記事作成」ではなく「文字起こし」の仕事だった場合は、既にある文章をテキスト化するわけで、推敲の必要もありません。この場合、音声入力が効率アップに直結すると考えられます。
正直なところ、音声認識ソフトを使いこなせば、1時間で3000文字程度というのはそれほどハードルの高いものでは無いと思います。
調べ物があまり必要ない得意分野の記事の場合は、スラスラとしゃべって文章を作成できるので、もっと多い文字数でも入力が可能になるでしょう。
文字入力の時間を短縮すれば仕事を増やすこともできますし、記事内容について詳しく調べたり、より良い文章に推敲する時間を増やすこともできます。
そうやって作った記事を納品すれば、クライアントからの評価も高まって、単価を上げてくれるかもしれません。
音声入力は単純に入力速度を上げるだけではなく、在宅ワーカーとしての総合的な評価の向上にもつながっていく可能性があるということです。