音声入力はレポートや卒論作成にも便利。発音やプレゼンも上手になるかも
大学などでレポートや卒論を作成するときにも、音声認識ソフトは大いに役立ちます。また、日常的に音声による文章作成をしていると、発音が良くなってプレゼン上手になれるかもしれません。
レポートや卒論に音声入力を活用する
大学のレポートや卒論を作成する時、大量に文章を書かなければならないシーンが出てきます。文系と理系の違いや、各学校のルールにも依りますが、4万文字程度の卒業論文を書く必要がある事は普通にあるのではないでしょうか。
大量の文字入力を必要とする場合、タイピングで全部入力しようとすると、かなり時間と労力がかかってしまうことは間違いありません。
そんな時、音声入力ツールを使いこなせば文字入力のスピードがかなり早くなりますので、1時間に4000文字を入力することも普通にできるようになります。
文字数が確保できれば良いレポートが作成出来るわけではありませんが、少しでも質の高いレポートを作成しようとするなら、文字入力をする時間を短縮し、データ集めや分析、文章の推敲などにもっと時間を使えるようにした方がいいですよね。
レポート作成に音声認識ソフトを使ってはいけないというルールはありませんので、ぜひ積極的に使って自分でも満足できるような論文やレポートを作成していって欲しいと思います。
いきなり卒論に合わせて使い始めるより、もっと早い時期から音声入力に慣れておけば、ライバルに差を付けられるかもしれませんね。
学生向けにはアカデミック版があります
有料の音声認識ソフトの場合、学生向けにアカデミック版があるので安く購入することができます。
若い人は適応能力が高いですから、音声入力ソフトをもすぐに使いこなせるようになるでしょう。
また、ツールによる音声入力のスキル自体も、将来ずっと役に立つスキルの一つになってくれるはずです。学校を卒業しても、仕事や家庭で文字入力する機会はこの先ずっとありますから。
音声入力をしているとプレゼンも上手になるかも
音声認識ソフトを使用して文書を作成するということは、しゃべりながら文章を考えるクセがつくようになるということです。
また、音声認識ソフトが聞き取りやすいように、マイクに向かってはっきりとした言葉でしゃべることを心がけるようにもなります。
こうした理由で、副次的な要素としていつのまにか説明上手になっていたりします。私も音声認識ソフトを使う以前より、人前でマイクを使ってしゃべるときにハキハキとしゃべるようになりました。
(大勢の前でしゃべることに慣れる、ということはまた別の話になりますが)
プレゼンをする予定があれば、当然文章を読む練習をすることになると思います。
でも、普段からハキハキとマイクに向かってしゃべりながら、頭のなかで文章を作成していくという音声入力をしていれば、それ自体がプレゼンの基礎練習になっていると言えるかもしれません。
だいたい、普通に生活していると滑舌に気をつけてしゃべる機会ってそう多くないですよね。合唱部のように、毎朝「あえいうえおあお」とか練習はできませんし。
これも音声認識ソフトを使っていて良かったなと思うことの一つです。